【虚無感】猫カフェに初入店してみたお話
コロナ禍でペットを飼いたいと思う人が増えているようですが、私もその1人。YouTubeで人気を集めているかわいい猫たちを見て、猫を飼いたい欲が高まっています。
今回は、猫と戯れたい欲望に駆られて猫カフェに初めて行ったお話です。
恵比寿の猫カフェに入店
初めて訪れた猫カフェは、恵比寿にある『ニャフェ・メランジェ』さん。たまたま恵比寿の近くで用事があり、近かったのでこの店を選びました。
Google検索であらかじめ評判を調べてみましたが、なかなか良いお店のようです。
お店に入るとカウンターがあり、店員さんに利用時間を聞かれます。
1~2時間程度のプランが人気のようですが、とりあえずお試しをしたかった筆者は30分700円のプランを選択。料金は後払いのようです。
30分プランの場合おやつは別料金のようで、100円を払っておやつの鰹節を手に入れました。
店員さんから利用方法の案内を受けた後、洗いと消毒を済ませて荷物をロッカーに入れるといよいよ猫のいる部屋に潜入です。
早速、猫と戯れる
手見渡すところに猫がいました。ニャンだこの贅沢な空間は……。
どの猫もみな人馴れしているようで、かなり大人しい。さすがはプロの猫カフェ猫です。お触りも簡単に許してくれます。
手に入れた鰹節を開けると猫が寄ってきました。蓋を開けるだけでおやつがあるとわかるようです。
おやつにがっつく猫もいますが、総じて物静かな猫たち。30分間いろいろな猫と遊びましたが、激しく暴れたり、いたずらしたりすることは全くなく、初心者でも安心して楽しむことができました。
猫カフェで感じた虚無感の正体
猫と戯れて幸せな時間を楽しめたものの、退店するときに襲われたのはなにか満たされないという虚無感。
その原因を帰り道で考えていましたが、至った結論は猫カフェの猫たちはとにかく最低限の機械的な動作しかしないということ。つまり猫に何かをさせたり、教え込んだり、あるいは猫が発する感情を受け止めたりといった飼い主としての支配欲を満たす余地が全くありません。
猫のもふもふ感を味わいたいだけであれば猫カフェに通えば満足できますが、猫を飼いたいと思っている人間にとって、猫カフェは満足のできない空間でした。
猫カフェはエンターテイメント空間
決して猫カフェを否定するつもりはありません。今回お邪魔した『ニャフェ・メランジェ』さんは良いお店でしたし、かわいい猫たちと楽しく戯れることはできました。
しかし、猫カフェで猫の飼い主を演じることはできません。猫を飼いたいのであれば、猫を飼うか、猫を飼っている人のところに行くほかありません。
猫カフェは友達や恋人などと共に過ごすエンターテイメント空間として楽しむのが賢明そうです。